婚活疲れの本当の原因はあなたのせいじゃない|抜け出すための3つの視点

「もう疲れた」——婚活を続けている中で、ふとそんな言葉が頭に浮かんだことはありませんか。頑張っているのに結果が出ない、メッセージのやり取りだけで気力を使い果たしてしまう、周りは着々と話が進んでいるように見える。そんな日々の中で、「こんなに疲れてしまうのは、自分の頑張りが足りないからなのかも」と、自分を責めてしまう人は少なくありません。

結論からお伝えすると、婚活に疲れるのは、あなたの頑張りが足りないからではありません。複数の調査データが示す通り、婚活中の男女の8割前後が同じように「疲れた」と感じています。この記事では、婚活疲れの実態を示すデータと、疲れの背景にある心理的なパターン、そして私自身がカウンセリングの現場で見てきたことを踏まえて、「疲れを繰り返さないための視点」を整理していきます。

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鶴岡りさ


YUIHANA代表
(株)Cheri me代表取締役

(株)Cheri me代表取締役/YUIHANA代表。Instagram・YouTube・ブログを通じて延べ数万人に恋愛・パートナーシップの考え方を発信。著書『恋愛が苦しくなる本当の理由と、愛される私に戻る方法』。自身の離婚経験を経て、条件だけで相手を選ぶことの限界を実感し、現在は安心感を軸にした婚活・パートナーシップの伴走を行っている。

目次

「婚活に疲れた」と感じているのは、あなただけではない

まず知ってほしいのは、婚活疲れは、婚活をしているほとんどの人が経験している”普通”の反応だということです。

SMBCコンシューマーファイナンスが2024年12月に実施した「婚活・結婚に関する意識・実態調査」(25〜39歳の婚活中の未婚者・婚活経験のある既婚者1,000人が対象)によると、婚活疲れを感じている人は全体の80.6%。男女別では男性74.4%に対し、女性は86.8%と、9割近くにのぼります(出典:マイナビニュース「『婚活疲れ』8割超が実感」)。

婚活疲れを感じている割合は全体80.6%、女性86.8%、男性74.4%であることを示す比較図解

結婚相談所のIBJが400名を対象に行った調査でも、約7割(287名)が「婚活に疲れたと感じたことがある」と回答しています(出典:IBJ「婚活に疲れたと感じる人は約7割」)。調査主体も対象も異なる2つのデータが、どちらも「7〜8割」という近い水準を示しているという事実は、婚活疲れが一部の人だけの特別な悩みではないことの裏付けになります。

疲れは「頑張りが足りないから」ではなく、早い段階でやってくる

もう一つ知っておきたいのは、婚活疲れは、長く頑張った人にだけ訪れるものではないということです。

前述のIBJの調査では、婚活疲れを感じた人のうち最も多かった回答は「3ヶ月未満」でした。結婚相談所で実際に成婚した人の平均活動期間が6ヶ月〜10ヶ月程度であることを考えると、多くの人は結果が出るずっと手前の段階で、すでに疲れを感じ始めていることになります。

では、何がその疲れの正体なのでしょうか。SMBCコンシューマーファイナンスの同調査では、婚活で苦労していることとして「条件が合う人と出会う」(51.4%)、「条件が合う人に好意を持ってもらう」(43.8%)、「モチベーションを維持する」(39.6%)が上位に挙げられています。

この3つに共通しているのは、どれも自分ひとりの努力だけではコントロールしきれない領域だという点です。出会えるかどうか、好意を持ってもらえるかどうかは、相手次第の部分が大きい。それでも「もっと頑張らなければ」と自分の内側にだけ原因を探し続けると、コントロールできないことに対して責任を感じ続けることになり、早い段階でエネルギーを消耗してしまいます。

婚活疲れの背景にある、”また同じパターン”を繰り返してしまう心理

婚活疲れを感じる人の中には、「毎回同じようなところでつまずく」「気づくとまた同じタイプの人を好きになって、同じように苦しくなる」という感覚を持っている人も少なくありません。

心理学では、人が無意識のうちに慣れ親しんだ関係のパターンを繰り返してしまう傾向が知られています。新しい出会いであっても、自分にとって”馴染みのある”距離感や反応を無意識に選んでしまう、というものです。これは意志の弱さや選ぶ目のなさの問題ではなく、「知っているパターン」の方が、たとえ苦しくても心にとっては安全に感じられてしまうという、多くの人に共通する心の仕組みです。

だからこそ、「なぜかいつも同じところで疲れてしまう」と感じるとき、原因を人柄や努力量だけに求めるのではなく、「自分がどんなパターンを繰り返しやすいのか」という一段階手前の部分に目を向けてみることが、疲れの連鎖から抜け出す最初の一歩になります。

カウンセリングの現場で見えてきた、”疲れる婚活”に共通するもの

私はこれまで12年間、1万人以上の女性の恋愛・パートナーシップの悩みと向き合ってきました。その中で感じるのは、婚活で疲れ切ってしまう人の多くが、「自分に合う相手の基準」があいまいなまま、目の前の出会いに一喜一憂しているということです。

基準がはっきりしないと、条件の良さそうな人には無理して合わせようとし、少し違和感のある人にもなんとなく期待をかけてしまう。結果として、一つひとつの出会いへの期待と落胆の振れ幅が大きくなり、心がすり減っていきます。逆に、自分にとって本当に心地よい関係がどんなものかが分かっている人は、合わない相手には早い段階で見切りをつけられるため、同じエネルギーでもずっと疲れにくくなります。

鶴岡りさの今日の一言:疲れているのはあなたが弱いからじゃない。まずは、自分に合う基準を、自分自身に聞いてあげてください。

YUIHANAでは、こうした背景から、活動を始める前に「本人も気づいていない、本来の魅力や基準」を丁寧に診断するところから婚活をスタートしています。条件で相手を選ぶ婚活ではなく、自分自身を理解した上で、自然体のまま安心して選ばれる婚活を目指しているのは、こうした現場での気づきが土台になっています。

婚活疲れを繰り返さないための3つの視点

ここまで見てきたことを踏まえ、婚活疲れを感じたときに立ち返りたい3つの視点を整理します。

婚活疲れを繰り返さないための3つの視点を示す図解

1. 「頑張りが足りない」ではなく「コントロールできない部分がある」と認める

出会えるかどうか、好意を持ってもらえるかどうかは、自分の努力だけでは決まりません。疲れを感じたときほど、「もっと頑張らなきゃ」ではなく、「ここは自分の力だけでは決まらない部分だ」と一度認めてあげることが、消耗のペースを緩めてくれます。

2. 「なぜかいつも同じところで疲れる」パターンを、責めずに眺めてみる

同じようなタイプに惹かれて同じように苦しくなる、同じ場面で自信をなくす——そうしたパターンに気づいたら、「またやってしまった」と責めるのではなく、「自分はこういう時に疲れやすいんだな」と、少し距離を置いて眺めてみてください。パターンは、責めるほど強化され、眺めるほど緩んでいくものです。

3. 「自分に合う基準」を、誰かに整理してもらう

基準があいまいなまま出会いを重ねると、疲れは積み重なっていきます。とはいえ、自分一人で自分の基準を客観的に整理するのは簡単ではありません。信頼できる第三者と一緒に、自分でも気づいていない魅力や本当に心地よい関係の基準を言語化していくことも、疲れを繰り返さないための有効な近道です。

特にマッチングアプリでの出会いに疲れを感じている場合は、出会い方そのものを見直すことも、疲れを手放す一つのきっかけになります。

よくある質問

Q1. 婚活に疲れたと感じるのは、自分の頑張りが足りないからですか?

いいえ。SMBCコンシューマーファイナンスの調査では婚活中の8割以上、IBJの調査でも約7割が同じように疲れを感じたと回答しており、婚活疲れは多くの人が経験する自然な反応です。頑張りの量とは別の要因が背景にあります。

Q2. 婚活疲れは、活動期間が長くなるほど強くなるのでしょうか?

必ずしもそうとは言えません。IBJの調査では、疲れを感じた人の最多回答は「3ヶ月未満」でした。結果が出るずっと手前の段階で疲れを感じ始めるケースも多くあります。

Q3. いつも同じようなところでつまずいてしまうのですが、これは克服できますか?

心理学的には、人は無意識に慣れ親しんだ関係のパターンを繰り返しやすいとされています。まずは自分がどんなパターンを繰り返しやすいかに気づき、責めずに眺めることが、パターンを緩めていく第一歩になります。

Q4. 「自分に合う基準」がよく分からないのですが、どうすればいいですか?

一人で整理しようとすると、かえって分からなくなってしまうことも多いテーマです。信頼できる第三者と話しながら、自分でも気づいていない魅力や基準を言語化していく方法もあります。

Q5. YUIHANAでは、婚活疲れに対してどのようなサポートをしていますか?

YUIHANAでは、活動を始める前に本人も気づいていない魅力や基準を丁寧に診断するところから始めています。条件だけで相手を選ぶのではなく、自分自身を理解した上で、自然体のまま安心して選ばれる婚活を、専任カウンセラーが一貫してサポートしています。

まとめ:疲れているのは、あなたが弱いからではない

ここまで見てきた通り、婚活に疲れるのは、多くの人が通る自然な反応であり、あなたの頑張りが足りないからではありません。8割前後という調査結果が示す通り、疲れを感じているのはあなただけではないのです。

その上で、もし「なぜかいつも同じところで疲れてしまう」という感覚があるなら、それは意志の弱さではなく、誰にでもある心の仕組みかもしれません。頑張りの量を増やす前に、一度立ち止まって、自分がどんなパターンを繰り返しやすいのか、自分にとって本当に心地よい基準は何かを見つめ直してみることが、遠回りのようで実は一番の近道になります。

「もう限界かもしれない」「同じことを繰り返している気がする」と感じているなら、一人で抱え込まずに、誰かと一緒に自分の基準を整理し直してみるのもひとつの方法です。YUIHANA公式LINEでは、恋愛・結婚に関する情報配信のほか、あなたの魅力タイプが分かる簡単な診断もご用意しています。よろしければ、気軽にお友だち登録してみてください。

YUIHANAについてもっと詳しく知りたい方は、YUIHANA公式サイトもあわせてご覧ください。婚活の心理についての他の記事はこちらのカテゴリ一覧、その他のお役立ち記事はブログトップからご覧いただけます。

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鶴岡りさのアバター 鶴岡りさ YUIHANA代表/(株)Cheri me代表取締役

(株)Cheri me代表取締役/YUIHANA代表。Instagram・YouTube・ブログを通じて延べ数万人に恋愛・パートナーシップの考え方を発信。著書『恋愛が苦しくなる本当の理由と、愛される私に戻る方法』。自身の離婚経験を経て、条件だけで相手を選ぶことの限界を実感し、現在は安心感を軸にした婚活・パートナーシップの伴走を行っている。

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