婚活の連絡頻度に正解はある?|返信が少なくても不安にならない方法

「毎日LINEしないと不安」「返信が遅いと、嫌われたのかと思ってしまう」「送りすぎて重いと思われたくない」。婚活中の女性から、連絡頻度のご相談は本当に多く寄せられます。結論からお伝えすると、連絡頻度に万人共通の正解はなく、理想は男女で最初からズレています。彼の返信が少ないのは、多くの場合、愛情の問題ではありません。この記事では、明治安田総合研究所の最新調査で見えた「理想の連絡頻度」の実像と、私自身が20年以上前から続けてきた「振り回されなくなる練習」をお伝えします。

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鶴岡りさ


YUIHANA代表
(株)Cheri me代表取締役

(株)Cheri me代表取締役/YUIHANA代表。Instagram・YouTube・ブログを通じて延べ数万人に恋愛・パートナーシップの考え方を発信。著書『恋愛が苦しくなる本当の理由と、愛される私に戻る方法』(海外翻訳版を含め5冊)。自身の離婚経験を経て、条件だけで相手を選ぶことの限界を実感し、現在は安心感を軸にした婚活・パートナーシップの伴走を行っている。

目次

結論:連絡頻度の「正解」は、二人で決めるものです

先に結論をお伝えします。婚活中の連絡頻度に、万人共通の正解はありません。データを見ても、「毎日1回程度」を理想とする人がいちばん多い一方で、「毎日複数回」「2〜3日に1回」「特にこだわらない」がそれぞれ2割前後ずつ存在します。つまり、どの頻度を選んでも「多すぎる」と感じる人も「少なすぎる」と感じる人もいる。だからこそ、正解は世間ではなく、目の前の二人の間にしかないのです。

「毎日LINEしないと不安」「返信が遅いと嫌われたのかと思う」「逆に、送りすぎて重いと思われないか怖い」。婚活中の女性から本当によく伺うご相談です。まずは、世の中の人が実際にどれくらいの頻度を理想と考えているのか、データで確認しましょう。

データで見る、理想の連絡頻度

明治安田総合研究所が2025年12月に実施した「恋愛・結婚に関するアンケート調査」(18〜54歳の男女8,872人)では、恋人との理想の連絡頻度を尋ねています。

明治安田総合研究所「恋愛・結婚に関するアンケート調査」2026をもとにした図解。理想の連絡頻度は、毎日1回程度29.2%、毎日複数回25.2%、2〜3日に1回20.8%、特にこだわらない16.4%、週1回程度6.3%。30代では女性の毎日複数回が33.2%に対し男性は22.9%

全体では、「毎日1回程度」が29.2%で最多。次いで「毎日複数回」25.2%、「2〜3日に1回程度」20.8%、「特にこだわらない」16.4%、「週1回程度」6.3%と続きます。最多の回答でさえ3割に届かず、理想はきれいに分散しているのがわかります。

男女差:女性のほうが「毎日複数回」を望みやすい

婚活で中心となる30代を見ると、「毎日複数回」を理想とする女性は33.2%、男性は22.9%。約10ポイントの差があります。逆に「毎日1回程度」は男性27.4%・女性25.0%、「2〜3日に1回」は男性20.6%・女性16.7%と、男性のほうがやや控えめな頻度を理想にしています。40代男性では「毎日1回程度」が32.4%で最多、「毎日複数回」は18.5%まで下がります。

この差は、「彼の連絡が少ないのは、私に興味がないから」という解釈が、必ずしも正しくないことを示しています。同じ「好き」でも、理想とする連絡の量は、性別や年代で最初からズレているのです。

既読スルー:気にするのも、女性のほうが多い

同じ調査では、「恋人との連絡において既読・未読スルーは気にならない」という設問もあります。「あてはまらない」(=気になる)と答えた未婚女性30代は37.6%(あまりあてはまらない23.9%+全くあてはまらない13.7%)。未婚男性30代の25.9%(同16.5%+9.4%)より12ポイント近く高い結果です。女性のほうが、返信の有無そのものに敏感な傾向がある、と言えます。

ここまでを一言でまとめると、「彼の返信が少ない・遅い」は、多くの場合、彼の愛情の量ではなく、理想の頻度の男女差が表れているだけ、ということです。

連絡頻度は、愛情の「証明書」ではありません

データで理由がわかっても、「それでも不安になる」という方は多いと思います。私もそうでした。ここからは、連絡頻度に振り回されてしまう心の仕組みについてお話しします。

私は、携帯をタンスにしまっていました

今から20年以上前、まだメールの時代の話です。私は好きな人からの返信が来ないと、気になって仕方がなくて、携帯の電源を切ってタンスの中にしまっていました。見えなければ気にならないと思ったのです。でも結局、気になってタンスから取り出し、電源を入れて、センターに問い合わせる。それを何度も繰り返していました。

この思考には、パターンがあります。「連絡が来ない」という出来事が起きると、自動的に「不安だ」という頭になる。これは性格ではなく、癖です。そして癖なら、練習で変えられます。

「愛されている証明」を、連絡頻度に委ねていませんか

以前、「彼の連絡頻度に振り回される恋愛をやめたい」というご相談をいただきました。私はこうお答えしました。振り回されないための方法は、本来とてもシンプルで、「連絡頻度と愛情は関係ない」という価値観を採用すればいいだけです。

ところが、それができない。なぜなら、その価値観を採用してしまうと、「愛されている証明」ができなくなって不安になるからです。連絡頻度にこだわりたいのは、連絡頻度で愛されている証明をしたいから。自分で自分を「愛されていい存在」だと思えないぶん、誰かに証明してもらうほうが楽なのです。

これは、アプリで突然音信不通になったときの落ち込みとも、根っこが同じです。連絡の有無を、自分の価値と結びつけてしまう。この結びつきをほどくことが、振り回されない自分への一歩になります。

鶴岡りさの今日の一言:連絡頻度と愛情は、関係ありません。返信を待つ時間は、自分の価値を相手に証明してもらう時間ではなく、自分の人生を進める時間です。

私が著書に書いた、「返信が途絶える3つの理由」

私は『マッチングアプリで運命も超える 理想の彼と結ばれる』という本の中で、「相手の返信が途絶える3つの理由」という項目を書きました。①相手がアプリに課金していない、②ノリで「いいね」をしただけだった、③たまたまタイミングが悪かった。マッチングアプリの文脈で書いた内容ですが、婚活全般に通じるのは、返信が来ないのは「あなただから起きること」ではなく、「誰にでも普通に起きること」だという点です。

4〜5通やり取りしたあとに途絶えると、優しい女性ほど「私の聞き方がよくなかったのかな」「地雷ワードを踏んだのかな」と考えます。ですが、その場合も女性側に問題があることはほぼありません。仕事が急に忙しくなった、先に別の人とうまくいった。タイミングの問題です。返信の遅れと、自分の女性としての価値を、結びつけないでください。それはお断りが価値の否定ではないのと、まったく同じ構造です。

連絡頻度に振り回されなくなる、3つの練習

ここからは、私自身が実際に練習し、講座でもお伝えしている方法です。一気にゼロにしようとせず、100の不安を95に、90にと、少しずつ減らしていくイメージで取り組んでください。

連絡頻度に振り回されなくなる3つの練習の図解。①振り回されない人の頭の中を借りる ②連絡頻度は相手の意見から先に聞く ③返信を待つ時間を自分の予定で埋める

練習1:振り回されない人の「頭の中」を借りる

同じように返信が来ない状況でも、振り回されない人は、頭の中で考えていることがまったく違います。「お風呂に入っているだけかも」「期限のある仕事をしているのかも」。それを意識的に採用するのです。連投するのではなく、自分の中で「彼はお風呂かもしれない」と一度思ってみる。すると数時間後に「ごめん、返すの忘れてた」「友だちと話してた」と、本当にそれだけだった事実が出てくる。この積み重ねで、少しずつ信じられるようになります。

練習2:頻度の話は、相手の意見から先に聞く

お付き合いが始まって頻度が気になるときは、「そういえばLINEなんだけど、1日どれくらいがいいとかある?」と、相手の意見から先に聞いてください。自分の希望を先に出すと、男性は「押し付けられた」と感じやすいからです。できれば付き合いたてのうちに話しておくと、「不満から言われている」感じがしないので、なおいいです。逆に、まだお付き合いしていない段階で頻度を話し合おうとするのは避けてください。相手を縛る印象になります。

「忙しい彼にLINEしていいのかな」と遠慮する方もいますが、返すかどうかは彼が選ぶことです。LINEは電話と違い、好きなタイミングで見られます。「迷惑かも」と先回りして彼の気持ちを決めつける必要はありません。相手に任せて、信頼してあげてください。

練習3:待つ時間を、自分の予定で埋める

振り回される生き方の根っこは、「自分の価値を相手に証明してもらう」という受け身の姿勢です。ここから抜けるいちばんの方法は、誰かに意見を求めず、自分で決めて、勝手にやってしまう体験を増やすこと。行きたかったカフェにひとりで行く、習いごとを申し込む、寝る時間を決める。相手軸の「連絡頻度」で自分を評価する時間が、物理的に減っていきます。「都合のいい女」で終わる婚活から抜け出すときにも、この「自分の予定を先に置く」姿勢が効いてきます。

結婚相談所では、連絡頻度も「見えている」ものです

ひとつ、結婚相談所ならではの話をお伝えします。私は12年間で1万人以上のご相談を伺ってきましたが、相談所では、交際中のやり取りの状況を、双方の仲人がある程度把握しています。「連絡が減って不安」というご相談があれば、相手側の仲人を通じて、事情を確認することもできます。

ひとりで返信を待ちながら「嫌われたのかも」と想像を膨らませる時間が、相談所では大幅に短くなる。これは、頻度そのものより、「わからない時間」の長さが不安を育てていることの裏返しでもあります。連絡頻度に振り回されやすい自覚がある方ほど、チーム戦の環境は心を守ってくれます。

よくある質問

Q1. 婚活中の理想の連絡頻度は、どれくらいですか?

万人共通の正解はありません。明治安田総合研究所の2026年調査では「毎日1回程度」が29.2%で最多ですが、「毎日複数回」「2〜3日に1回」「特にこだわらない」もそれぞれ2割前後あり、理想は分散しています。二人にとって心地よい頻度が正解で、周りのカップルと比べる必要はありません。

Q2. 彼からの連絡が少ないのは、脈なしですか?

必ずしもそうではありません。30代では「毎日複数回」を理想とする女性が33.2%に対し、男性は22.9%と約10ポイント低く、男性のほうがもともと控えめな頻度を理想にしています。連絡の量は愛情の量ではなく、理想の頻度の男女差が表れているだけであることが多いです。

Q3. 返信が遅いと不安で、何度もスマホを見てしまいます。

「連絡が来ない→不安」は性格ではなく思考の癖で、練習で変えられます。「お風呂に入っているだけかも」と振り回されない人の頭の中を借りる、待つ時間を自分の予定で埋める、の2つから始めてください。不安を一気にゼロにしようとせず、100を95に、90にと少しずつ減らすイメージで大丈夫です。

Q4. 連絡頻度について、彼と話し合ってもいいですか?

お付き合いが始まっていれば、ぜひ話してください。コツは「1日どれくらいがいいとかある?」と相手の意見から先に聞くことです。自分の希望を先に出すと押し付けに感じられやすいためです。付き合いたてのうちに話すと不満の印象になりません。まだ交際前の段階で頻度を決めようとするのは避けてください。

Q5. 忙しい彼に、自分からLINEを送ってもいいのでしょうか?

送って構いません。LINEは好きなタイミングで見られるので、返すかどうかは彼が選ぶことです。「迷惑かも」と先回りして彼の気持ちを決めつける必要はありません。返信が来たらそれに返す、というシンプルなやり取りで十分です。相手に任せて信頼することが、結果的にいちばん自然な関係を作ります。

まとめ:連絡頻度と愛情を、切り離して大丈夫です

連絡頻度に正解はなく、理想は男女で最初からズレています。彼の返信が少ないのは、多くの場合、愛情の問題ではありません。

それでも不安になるのは、連絡頻度に「愛されている証明」を委ねているからです。振り回されない人の頭の中を借りる、頻度の話は相手から先に聞く、待つ時間を自分の予定で埋める。この3つの練習で、証明を相手にお願いする生き方から、少しずつ抜け出せます。

返信を待つ時間は、自分の価値を測る時間ではありません。あなたの価値は、既読の有無とは関係のないところにあります。

「自分がどんな関わり方を心地よく感じるタイプなのかを知りたい」という方は、YUIHANA公式LINEで、あなたの魅力タイプがわかる簡単な診断をご用意しています。自分の傾向を知ると、相手との頻度の話もしやすくなります。

YUIHANAでは、連絡頻度や返信への不安についてのご相談も数多く承っています。詳しくはYUIHANA公式サイトをご覧ください。婚活の心理についての他の記事はこちらのカテゴリ一覧、その他のお役立ち記事はブログトップからご覧いただけます。

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鶴岡りさのアバター 鶴岡りさ YUIHANA代表/(株)Cheri me代表取締役

(株)Cheri me代表取締役/YUIHANA代表。Instagram・YouTube・ブログを通じて延べ数万人に恋愛・パートナーシップの考え方を発信。著書『恋愛が苦しくなる本当の理由と、愛される私に戻る方法』。自身の離婚経験を経て、条件だけで相手を選ぶことの限界を実感し、現在は安心感を軸にした婚活・パートナーシップの伴走を行っている。

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