婚活で高収入男性とマッチングしない理由と対処法

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「婚活を頑張っているのに、高収入の男性とはなかなかマッチングしない」「条件のいい人ほど、こちらが選ばれない」——婚活サイトやマッチングアプリでプロフィールを眺めながら、そんな焦りを感じたことはありませんか。

結論からお伝えすると、年収の高さは、婚活における「安心して選べる基準」としては、実は思っているほど頼りになりません。これはデータの上でも、そして私自身の経験の上でも、はっきりと言えることです。この記事では、婚活データと実体験の両方から、「なぜ高収入の男性とのマッチングにこだわると苦しくなるのか」「本当に見るべきポイントはどこにあるのか」を、順を追って解説していきます。

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鶴岡りさ


YUIHANA代表
(株)Cheri me代表取締役

(株)Cheri me代表取締役/YUIHANA代表。Instagram・YouTube・ブログを通じて延べ数万人に恋愛・パートナーシップの考え方を発信。著書『恋愛が苦しくなる本当の理由と、愛される私に戻る方法』。自身の離婚経験を経て、条件だけで相手を選ぶことの限界を実感し、現在は安心感を軸にした婚活・パートナーシップの伴走を行っている。

目次

婚活で「高収入の男性とマッチングしない」と感じたら、まず知ってほしいデータ

結論から言うと、年収が高いほど結婚しやすいとは限らない、ということが、実際の婚活データからも分かっています。

IBJ結婚みらい研究所が約2万人分の婚活データを分析したレポートによると、男性の成婚率は年収500万円台を超えたあたりから全体の平均値を上回り、年収600万円以上になると成婚率41.3%まで上がります。ここまでは、いわゆる「高収入は婚活で有利」というイメージ通りです。

ところが、年収800万円以上になると、成婚率は43%〜46%の間で推移し、それ以上大きく伸びることはありません。つまり年収800万円のラインを超えたあたりから、「年収を上げること」が成婚率に与える影響はほとんど頭打ちになるのです。

同じ調査では、年収以上に影響しているのが「年齢」だと指摘されています。年収がどれだけ高くても、年齢を重ねるほど成婚率のハードルは上がっていきます。今の女性たちが本当に重視しているのは、単なる経済力よりも「価値観の近さ」や「一緒に子育てや家事を担っていけそうか」といった、生活を共にする上での安心感なのです。

年収600万円以上で成婚率41.3%、800万円以上では43〜46%で頭打ちになることを示す図解

ちなみに、婚活市場でもっとも会員の厚みがあるのは年収500万〜600万円台の層で、全体の約4割を占めています。つまり「高収入の男性」というのは、そもそも婚活市場の中でも数が限られた、競争の激しいゾーンだということも押さえておく必要があります(出典:IBJ結婚みらい研究所「『高年収=即結婚』は幻想か」)。

なぜ「年収が高い人=いい人」を追いかけると、婚活が苦しくなるのか

結論から言うと、条件で相手を選ぶという行為は、自分自身の本当の欲求や違和感にふたをしてしまうからです。

これは私自身の実体験でもあります。最初の結婚のとき、私は「引っ張ってくれる、年収の高い男性」を選びました。経済的な安定を優先すれば、きっと幸せになれるはずだと思っていたからです。けれど、実際の結婚生活の中で、心から安心できる瞬間はなかなか訪れませんでした。表面的な条件は満たしていたはずなのに、どこかいつも緊張していて、素の自分でいられない。その違和感を見ないふりで進めた結果、私はその結婚生活を続けることができず、離婚という選択をすることになりました。

今、当時を振り返って分かるのは、「年収が高い」という条件そのものが間違っていたわけではない、ということです。問題は、「この条件を満たしているから大丈夫」という思い込みで、自分の中にある小さな違和感やサインを無視してしまったことにありました。

婚活は条件のマッチングであると同時に、「自分がどんな状態のときに安心できるか」を確かめていくプロセスでもあります。年収というひとつの数字だけを追いかけていると、この一番大事な確認作業が抜け落ちてしまうのです。

鶴岡りさの今日の一言:条件を満たしているから大丈夫ではなく安心できるかどうかを自分に聞いてあげてください

「条件で選ぶ婚活」が苦しくなる、よくあるパターン

結論から言うと、条件を重視しすぎる婚活には、いくつか共通した落とし穴があります。ここでは代表的な3つのパターンを、NG例として整理します。

条件で選ぶ婚活が苦しくなる3つのNGパターンを示す図解

NG1:年収フィルターだけでプロフィールを絞り込む

マッチングアプリや婚活サイトの検索条件で、年収の下限を必要以上に高く設定してしまうケースです。母数が絞られすぎて出会いの数自体が減るだけでなく、「年収が高い人の中から選ぶ」という前提そのものが、後述する価値観のミスマッチを見逃しやすくします。

NG2:スペックが良いというだけで、違和感を後回しにする

「年収も高いし、学歴も申し分ない。だから多少気になることがあっても、きっと大丈夫」と、条件の良さで違和感を打ち消してしまうパターンです。会話の間合いや、価値観の違いへの引っかかりは、実は後になるほど無視できないサインとして表面化してきます。

NG3:「もったいないから」という理由だけで交際を続ける

相手の条件が良いほど、「ここで断ったらもったいない」という気持ちが働きやすくなります。ですが、条件のためだけに関係を続けることは、自分の本音を後回しにし続けることでもあります。

年収よりも見るべき「本当に大事なポイント」

結論から言うと、婚活で本当に確認すべきなのは、年収という数字ではなく、「その人といるときに、自分が安心していられるかどうか」です。

先ほどのIBJのデータでも、年収以上に「年齢の近さ」や「価値観の共有」が重視されていると指摘されていました。これはつまり、多くの人が経済力よりも「生活を共にしていけそうか」という肌感覚を優先しているということです。

具体的には、次のような視点が、年収よりもずっと重要な判断材料になります。

  • 価値観の近さ:お金の使い方、家事や子育てへの考え方など、日常のベースになる価値観が近いか
  • 対話の質:意見が違うときに、感情的にならずに話し合えるか
  • 安心感:一緒にいるときに、無理に自分を良く見せようとせず、素のままでいられるか

YUIHANAでは、こうした「焦らず、安心感の中で自分に合う男性を見極めていく」という進め方を大切にしています。数字やスペックで相手を絞り込んで急いで結果を出すのではなく、自分自身が本当に安心できる関係とはどんなものかを、カウンセラーと一緒に確かめながら進めていくという方針です。

「年収が高くても選ばれない人」と「年収がそこまで高くなくても選ばれる人」の違い

結論から言うと、その差を分けているのは年収の金額そのものではなく、「相手に安心感を与えられているかどうか」です。

婚活の現場では、年収が高いのになかなか交際が進まない男性がいる一方で、年収はそこまで高くなくても、次々と良いご縁につながっていく男性もいます。この違いを条件だけで説明することはできません。

選ばれにくい人に共通しやすいのは、「自分の条件の良さ」を無意識に前面に出してしまい、相手に「品定めされている」という緊張感を与えてしまうケースです。年収や役職といった分かりやすい強みがあるほど、それを会話の中でアピールしたくなるものですが、聞いている側はそこに安心よりもプレッシャーを感じてしまうことがあります。

反対に、選ばれやすい人に共通しているのは、相手の話をじっくり聞く姿勢や、自分の弱さや失敗も含めて素直に話せる態度です。条件のアピールよりも、「この人の前では素の自分でいられそうだ」と思わせる空気感の方が、結果的に関係を前に進める力になります。

これは女性側にとっても同じことが言えます。相手の年収というスペックにばかり意識を向けていると、自分自身が「条件で判断してくる人」という空気をまとってしまい、かえって相手に安心感を与えられなくなることがあります。婚活は「選ぶ・選ばれる」の一方通行ではなく、お互いが安心感を与え合えるかどうかの関係性づくりでもあるのです。

婚活で年収に振り回されないための3つの視点

結論から言うと、年収という条件に振り回されないためには、次の3つを意識してみてください。

婚活で年収に振り回されないための3つの視点を示す図解

1. 「自分が本当に求めているもの」を先に言語化する

年収という分かりやすい数字に頼る前に、「なぜ自分は結婚したいのか」「どんな日常を送りたいのか」を、一度自分の言葉にしてみましょう。ここが曖昧なままだと、条件だけが判断基準になりやすくなります。

2. 条件チェックリストを、一度手放してみる

年収・年齢・学歴といった条件リストは、婚活を効率化する上で便利な道具です。ただし、それだけに頼りすぎると、本当に大事な違和感や好感を見落としてしまいます。一度、条件リストを脇に置いて、「この人と話していて楽か」だけで相手を見る時間を作ってみるのもおすすめです。

3. 「安心して話せるか」を基準に、交際を判断する

スペックがどれだけ良くても、一緒にいて緊張が抜けない相手とは、長期的な関係を築きにくいものです。逆に、条件はそこそこでも、安心して素の自分でいられる相手とは、関係が自然と深まっていきます。

この3つの視点は、どれも「今すぐ条件を無視しましょう」という極端な話ではありません。年収や年齢といった条件は、出会いの入り口を効率よく絞り込むための便利な道具として使いながらも、最終的な判断は「安心できるかどうか」という自分の感覚に委ねる、というバランス感覚が大切だということです。条件と感覚、どちらか一方に偏りすぎないことが、遠回りに見えて実は一番の近道になります。

年収などの条件をどこまで重視するか迷っている方は、妥協していい条件・ダメな条件の見極め方の記事もあわせて参考にしてください。

なお、ご自身のスペックに不安がある方は、女性の年収・職業・学歴は婚活でどう見られる?|データが示す答えもあわせてお読みください。

ちなみに、デート代を割り勘にされたことで「本命ではないのでは」と不安になる方も多いのですが、割り勘かどうかで愛情は測れないというデータもあわせてご覧ください。

よくある質問

Q1. 年収が高い男性ほど、婚活で有利なのは本当ですか?

ある程度までは有利に働きますが、無条件ではありません。IBJのデータでは、年収600万円以上で成婚率が上がる一方、800万円以上では成婚率が頭打ちになることが分かっています。年収だけでなく、年齢や価値観の近さが総合的に影響します。

Q2. 年収が低くても結婚できますか?

もちろん可能です。婚活市場でもっとも会員の厚みがあるのは年収500万〜600万円台の層であり、年収以外の要素(価値観の近さ、対話の質、安心感など)が成婚に大きく関わっています。

Q3. プロフィールで年収を気にしすぎるのは、よくないことですか?

年収を条件のひとつとして考えること自体は自然なことです。ただし、年収だけを絶対的な基準にしてしまうと、本当に大切な価値観の近さや安心感を見落としやすくなる、という点に注意が必要です。

Q4. 「条件で選ぶ婚活」と、そうでない婚活は何が違うのですか?

条件で選ぶ婚活は、年収や学歴といった数字を優先して相手を絞り込む進め方です。一方、安心感を軸にした婚活は、条件を参考にしつつも「一緒にいて自分らしくいられるか」を判断基準の中心に置きます。後者の方が、長期的に続く関係を築きやすいといわれています。

Q5. YUIHANAでは、年収についてどのようにアドバイスしていますか?

YUIHANAでは、年収などの条件だけで相手を絞り込むことをおすすめしていません。焦らず、安心感の中で自分に合う男性を見極めていけるよう、カウンセラーが一人ひとりに寄り添ってサポートしています。

まとめ:年収は「ひとつの参考情報」であって、すべてではない

ここまで見てきたように、婚活で高収入の男性とマッチングしないと感じるとき、本当に見直すべきなのは「年収へのこだわり方」そのものかもしれません。

年収は婚活における参考情報のひとつではありますが、それがすべてではありません。IBJのデータが示す通り、年収の高さが成婚率に与える影響には上限があり、それ以上に年齢や価値観の近さが重視されています。そして私自身の経験からも、条件だけで相手を選ぶことが、必ずしも安心できる結婚生活につながるとは限らないと感じています。

大切なのは、年収という数字の先にある「この人と一緒にいて、自分らしく安心していられるかどうか」を、自分自身で確かめていくことです。条件を整理することと、自分の感覚を大切にすることは、本来どちらも婚活に必要な力です。片方だけに偏らず、両方をバランスよく使えるようになったとき、婚活そのものが今よりずっと楽になっていくはずです。

もし「一人で婚活を続けるのは正直しんどい」「条件と気持ちの間で、何を基準にすればいいか分からなくなってきた」と感じているなら、一度誰かに相談しながら進めてみるのもひとつの方法です。YUIHANA公式LINEでは、婚活に関する情報配信のほか、あなたの魅力タイプが分かる簡単な診断もご用意しています。よろしければ、気軽にお友だち登録してみてください。

YUIHANAについてもっと詳しく知りたい方は、YUIHANA公式サイトもあわせてご覧ください。婚活の心理についての他の記事はこちらのカテゴリ一覧、その他のお役立ち記事はブログトップからご覧いただけます。

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