婚活をしていると、ふと「もう歳だから」という言葉が頭をよぎることがあると思います。実際、婚活マッチングサービスの分析データを見ると、年齢によって出会える相手の数が変わってくるのは事実です。この記事では、そのデータを隠さずお伝えしたうえで、12年間で1万人以上の女性の婚活と向き合ってきた中で見えてきた、年齢だけでは説明できない部分についてもお話しします。
婚活の「年齢の壁」を、まずデータで確認する
婚活マッチングサービスの運営に携わる伊藤早紀氏(ヒトオシ代表)が、男性会員3万人分のデータを分析した記事によると、30代前半(30〜34歳)の男性が希望する女性の年齢は、32歳までは約7割が対象に入るのに対し、33歳になるとほぼ半数まで下がり、36歳では14%まで落ち込むという結果が出ています(出典:伊藤早紀「【婚活】『年齢の壁』は、本当に存在する?〜男性3万人のリアルな声〜」)。30代後半(35〜39歳)の男性でも、32歳95%・33歳84%・36歳46%・40歳5%と、35歳から36歳の間で大きく落ち込む傾向が見られます。

正直にお伝えすると、これは無視できる数字ではありません。「年齢の壁」と呼ばれるものは、データとして確かに存在します。りささんらしさを大切にするなら不安を煽るような書き方は避けたいところですが、存在しないことにしてしまう方が、かえって不誠実だと思っています。
なぜ「33歳」「36歳」がラインになるのか
同記事では、婚活中の男性の94%が「子どもを希望している」と回答しており、出産のタイムリミットを意識した結果、33歳前後が一つの節目として意識されやすいと分析されています。マッチングアプリの多くは、年齢を検索条件として機械的に絞り込む仕組みになっているため、プロフィールの中身を読まれる前に、年齢だけで候補から外れてしまうケースが起きやすいのです。
つまりこの壁は、「あなたに魅力がないから」生まれているのではなく、検索条件という機械的なフィルターの仕組みによって生まれている部分が大きいということです。ここを混同してしまうと、必要以上に自分を責めることになってしまいます。
「年齢の壁」の先で、結果を分けているもの
12年間、1万人以上の女性の婚活・パートナーシップに伴走してきましたが、年齢だけで結果が決まった方を見たことがありません。同じ年齢、同じような経歴でも、数ヶ月で本命として選ばれる方もいれば、なかなか進展しない方もいます。その違いを分けているのは、条件の数字ではなく、自分がどんな人と、どんな関係を築きたいかを、自分の言葉で語れているかどうかでした。
実際、以前の記事で紹介したナコード総研の調査でも、結婚後の幸福実感率を分ける要因として、性別・年代といった属性による差は最大14.1ポイントにとどまっていたのに対し、結婚前にどれだけ自分の価値観を言葉にできていたかという「パーソナル婚活スコア」による差は33.2ポイントにものぼっていました。年齢という条件そのものより、自分を言葉にできているかどうかの方が、結果に大きく関わっているのです。

年齢が気になったときに、まず見直したい3つの視点
もし今、年齢のことで気持ちが揺れているなら、次の3つを一度見直してみてほしいと思います。
①検索条件で絞り込まれる場にいないか、見直す
年齢だけで機械的にフィルタリングされる出会い方に偏っていないか、一度振り返ってみてください。プロフィールを読んでもらう前に候補から外れてしまう場では、どれだけ魅力があっても伝わりようがありません。
②「年齢」より「言葉にできているか」に目を向ける
どんな暮らしを送りたいか、何を大事にしたいか、どんな関係を築きたいか。条件を比べる前に、自分の言葉で説明できる状態を作っておくと、限られた出会いの中でも相手に伝わりやすくなります。
③相性や内面を重視してくれる環境を選ぶ
条件だけで絞り込む場を避け、専任のカウンセラーが間に入って内面や相性を丁寧に見てくれる環境を選ぶことも、有効な選択肢の一つです。数字で弾かれる前に、あなたという人を知ってもらえる場を選ぶという発想です。

年齢そのものより、周りと自分を比べることで焦りが強くなっている場合もあります。友人の結婚報告がつらいと感じるときは、周りが結婚していく焦りについて書いた記事もあわせて読んでみてください。国の統計を見ると、比べる基準にしていた「普通」が存在しないことがわかります。
お子さんについての希望をどう伝えるか迷っている方は、婚活で「子どもが欲しい」をどう伝えるか|時期と言い方もあわせてお読みください。
よくある質問
Q1. 婚活における「年齢の壁」は本当に存在しますか?
男性会員3万人分のデータ分析では、女性の年齢が32歳から33歳、35歳から36歳になる境目で、検索対象に入る割合が大きく下がる傾向が確認されています。数字としては存在しますが、それがすべてを決めるわけではありません。
Q2. なぜ33歳や36歳がラインになりやすいのですか?
婚活中の男性の多くが子どもを希望しており、出産のタイムリミットを意識した結果と分析されています。また、マッチングアプリの検索条件による機械的な絞り込みも影響しています。
Q3. 年齢が理由で候補から外れるのは、自分に魅力がないからですか?
そうとは限りません。検索条件という機械的な仕組みで先に絞り込まれてしまい、プロフィールの中身を読んでもらう前の段階で外れているケースが多くあります。
Q4. 年齢を気にせず婚活を進めるには、何から始めればいいですか?
まずは、どんな暮らしを送りたいか、何を大事にしたいかを自分の言葉で整理してみることをおすすめします。あわせて、条件だけで絞り込まれない、相性や内面を丁寧に見てくれる環境を選ぶことも有効です。
Q5. YUIHANAでは、年齢に関する不安にどう向き合っていますか?
専任カウンセラーが年齢という条件だけで判断せず、本人も気づいていない魅力や価値観を丁寧に診断するところから伴走をスタートしています。焦らせたり急がせたりすることはありません。
まとめ:年齢は変えられなくても、伝え方は今日から変えられる
婚活の「年齢の壁」はデータとして確かに存在しますが、それは検索条件による機械的な絞り込みが大きな要因であり、あなたの魅力そのものを否定するものではありません。年齢という数字は変えられなくても、自分がどんな人で、何を大事にしているかを言葉にすることは、今日から始められます。
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